先輩の幼稚園の先生に「こどもってどうして穴を掘るのが好きなのかしら?」と聞かれたことがあります。「・・・さあ?・・・」
ある友人によると、「原始時代、食べ物を掘りだしたり、貯蔵してあるものを掘りだしたりした記憶が、いまの子どもたちに残っていて、穴を掘るとなにかいいものが出てくる、と思っているのではないのかな。」ということでしたが・・・
遊具のそばに今年度二つ目の大きな穴ができました。ひとつめは先生たちが埋めてくれました。遊具のそばに穴があいていては危ないので、早速埋めていると、年中さんたちがやって来て「お手伝いする。」。
「じゃあ、この入れ物に土を入れる係と、手押し車で土を運ぶ人と・・」「穴の中に入った土を踏んで硬くする人もいるよね。」ということになり、作業はどんどんはかどって、穴はほとんど目立たなくなりました。みんな、ありがとう。