朝の遊びが終わると、「おかたづけ~」「かたづけだよ~」という声がどこからともなく聞こえます。広い園庭のあちこちに散らばった砂遊びの道具や縄跳び、竹馬、三輪車、手押し車を全員でおもちゃ倉庫にかたづけます。
おもちゃがなくなったあとの砂場は「猫さんたちの格好の社交場」になりがちです。そこで、砂場には青い大きな網を広げます。まるで、みんなで魚とりをするように。
子どもたちはこの作業をとても楽しみにしています。「一緒に力仕事をすること」が「嫌なこと」だったり、掃除や片付けが「罰当番」だ、と思いこんでいるのは一部の大人だけなのかもしれません。