栄光幼稚園に心を寄せてくださっているすべての方々にご挨拶申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。2009年も皆様にとって、素晴しい一年となりますよう、職員一同お祈りいたします。
~栄光幼稚園・1月のおたより~から
・・・冬休み、久しぶりに以前読んだ、保育の本をもう一度手に取りました。そのときは何気なく読み飛ばした場所がとても心に響きました。
「私の子どもがまだ2~3歳だったころ、どうしてもこうするといい張って困らされたことが何度もあった。大人の側には、子どもを従わせる理由は、いくらでもあるのだが、そうしたら子どもとの間を頑なにするように思え、そう思ったとき、一方的に強行せずに、一緒にやっていけるやり方を探した。
他人から見たら、それは甘やかしているように見えたかもしれない。また、私自身も、それで将来困ることは生じないだろうかなど、不安がなかったわけではない。しかしそれから20年以上たってみると、あのとき心配したようなことは何も起こっていない。
それぞれのときに、子どもと信頼しあい、納得しあって過ごした、それでよかったのだと思う。」 (津守真~保育者の地平 より~)
子どもと信頼しあい、納得しあって過ごす・・・他からの評価は受け止めるけれど、それに振り回されず、子どもの信頼に真に応える大人であり続ける。・・・そういう気持ちをいつまでも持ち続けたいと願っています。