朝、正門付近にいると保護者の方に付き添われて、子どもたちがやってきます。徒歩で来る子ども、自転車に乗せてもらってくる子ども、どの子もそれぞれの思いを持って門をくぐります。
部屋の前のテラスでは担任の先生が待っています。幼稚園では朝の「受け入れ」といいます。「受け入れ」・・・いい言葉だなぁと思いつつも、重みのある言葉だと感じます。
朝の受け入れ→支度が済み、外に遊びに出てくると、外遊びの始まり。支度もずいぶん早くなりました。
年中のF君は、朝、ときどき正門のところで私と「機械のパーキングごっこ」をします。「駐車券をお取り下さい」「料金は500円、です」と、機械が出す音声をまねしています。500円を入れるふりをして、おなかの上を指で軽く押すと、「ありがとうございました。」といって、通してくれます。機械になっているときはなぜか目をつぶっています。
今日はHeart ToHeart Concert!いよいよ当日がやってきました。どきどき、わくわくの子どもたち。「エイエイオー」と気合が入っている子どもたち。「なんか、心配になってきた・・・」とつぶやく子ども・・
始まってみると、そんな心配はどこへやら。一生懸命演奏し、のびのびと元気いっぱい歌っています。練習のとき心配していたところも、クリアして、各学年素敵な演奏を聞かせてくれました。
年少さんは自分たちで作った楽器を持って登場。歌ったり踊ったりするのが大好きな年少さんはいつもの明るい笑顔で初めてのコンサートを楽しんでいました。年中さんは力強い歌声と、カスタネット、タンバリン、鈴、大太鼓、シンバルなどの楽器を上手に使い、聞くだけでなく、見ていても楽しい仕上がりでした。
年長さんはさすが、むずかしいアレンジを心を一つにしてやりぬきました。最後の合唱、「世界が一つになるまで」は感動的でした。“世界が一つになるまで、ずっと手をつないでいよう”のフレーズに、胸が熱くなりました。
ゲストの「広島きらきら母交響楽団」の方々も楽しい演奏をたくさん聞かせてくれました。小さいお子さんを抱えながら、クラシックを楽しむ素敵なお母さんたちです。音楽の贈り物をたくさんもらった一日でした。
みんなで楽しみに待っていた「Heart To Heart Concert」はいよいよ明日になりました。どの学年も楽しい合奏と、合唱を披露します。心から心へ、「平和」を願いながら、音楽を通して、メッセージを伝えようと始まったコンサートです。
年少組さんは自分たちで作った個性的な楽器を使います。年中さんは人数も多いので、迫力がありそうだし、さすが年長さんは少々複雑なアンサンブルに挑戦です。でも、なにより、いきいきと楽しく、一生懸命にやってくれることと思います。
今日も練習をしていましたが、「いいかんじ」です。のびのびと、でも、心を合わせてまとまっていこうとする気持ちが表れていました。写真は最後の練習に向かう年長さん、スタンバイ中の楽器、準備に来てくれた音響さん、ビデオ屋さん。さあ、本番は、いよいよ明日です。
今日は春のようなぽかぽか陽気でした。幼稚園ではどの学年も「運動広場」をしました。体育的な活動ですが、体を動かすことを楽しむことや、思いきってやること、を目的にしていますので、「体操の時間」ではなくて「運動広場」です。
年少さんは「ころがしドッジ(ボール)」に挑戦。決められた陣地の中に入って、ふたりの先生がころがすボールに当たらないように逃げるゲームです。ころがってくるボールに当たった子は、陣地の外に出て、決められた場所(“病院”と呼んでいましたが・・かわいい・・)に座って応援にまわります。
「逃げて逃げて」「後ろ、来るよ」先生や友達の声に、元気いっぱいで動き回る子どもたち。本当にたのしそうでした。右端の写真は「南の風EBAあそび」~江波地域のイベントです~のプログラムです。年長さんが8日に参加します。