~栄光幼稚園12月のおたよりから~
最近、園内のあちこちからクリスマスの歌が聞こえます。保育室にはアドベントカレンダーやクリスマスに因んだ小物や絵が飾られています。
子どもたちも私たちもクリスマスを心待ちにしています。クリスマスは楽しいお祝の日ですが、同時に私たちにその「独り子」をくださった神様の愛を知る日でもあります。
2000年ほど前、イエスさまが生まれた頃も、今も、人間の悩みや苦しみは変わっていません。私たち一人ひとりのつらい思いを知っていて、私たちを救い出すためにイエスさまは来られました。
心の重荷は神様にゆだねて、ともにクリスマスの喜びを祝いたいと思います。
皆様よいクリスマスを、そしてすばらしい2012年を迎えられますように、心からお祈りしています。
今日は秋晴れの温かい一日です。
園バスに乗って、年長のS組さんが園外保育に出かけました。幼稚園を15分ほどバスで走ると、千田公園に着きます。ここは、いろいろな遊具や広場があり、どんぐりやきれいな落ち葉もたくさん集めることができる公園です。かなり広く、お弁当もゆっくり食べられそう。
なにより、ローラーの長ーい滑り台(左端の写真を見てくださいね)があり、これが人気です。
思いきり走り回り、起伏の多い公園の中をあちらこちらと移動して、存分に遊びました。お弁当は広場でいただきました。お弁当を狙うハトには少々こまりましたが、外で食べるお弁当の味は格別です。
あっというまに時間が過ぎ、また園バスに乗って帰途につきました。
今日は収穫感謝祭の礼拝をして、豊かな実りに感謝しました。また、いまの社会を築いてくださった高齢の方々や、わたしたちの毎日を支えてくださっている方々を覚えて、その働きに感謝することも伝えたいと思い、礼拝の後は施設・職場訪問をしました。
小林牧師先生に来ていただき、収穫感謝のお話をしていただきました。果物や野菜はみんなが持ち寄りました。
「これはなんですか?」「りんご!」「かぼちゃ!」「かき!」みんなよく知っています。「ラ・フランスよ」「アボガド!」。正解者がいたのにはびっくり。大したものです。
先生がアボガドを切って、中の種を見せてくれました。「これがアボガドの赤ちゃん!」「へぇー」「植えたら実ができるのかなぁ。」みんな興味津々でした。神様、たくさんの恵みをありがとうございます。
施設訪問先は悠々タウン(介護施設)、広島電鉄バス・電車、江波消防署です。
江波消防署では消防士さんたちが温かく迎えてくださって、広島に一台しかない特別な消防車をみせてもらいました。救急車の中も見学しました。「すごいねー」「大きいねー」と感動。
たくさんのことを感じた一日でした。
今日は朝から各クラスに保護者の方をお招きして、最近のクラスでの様子を見ていただきました。
また、アドベントの始まりの礼拝を見ていただきました。アドベント=待降節、とはクリスマスの準備をする期間のことで、クリスマスのおおよそひと月前から始まります。
栄光幼稚園では四本のろうそくを準備して、毎週一本ずつ火をともしてクリスマスのお話をします。その第一回目が今日でした。子どもたちとクリスマスの準備をしている様子をおうちの方に見ていただきました。「素敵な雰囲気ですね。」といってくださる方もいて、うれしかったです。
講演会には仲渡規矩子先生(元・広大付属幼稚園園長、広島聖公会学園理事)を講師としてお招きしました。保育者としての豊かな経験、育児や介護の体験、保育者を育てるための大学で働いてこられた実績がおありですが、そのすべてを含めた先生の温かい人柄に触れて、多くのことを学んだひとときでした。
保護者の方へなによりの子育て応援のメッセージになったことと思います。
写真は左から、講演中の仲渡先生、降園するこどもたち、園のモミの木です。
雨や新型インフルエンザの影響でのびのびになっていた「お芋ほり」がようやくできました。
園内には三か所芋畑があるのですが、今年の夏前の長雨やその後の日でりのため、「豊作」というわけにはいかなかったのです。それでも、長いつるの先に紫色のお芋がついているのを見つけたときのうれしそうな顔!
「あったー」「うわ、ちいさい。赤ちゃんみたい。」「なかなか、でてこないよ。」「こっちには、、、あ、ある。」
できているところも、あまりたくさん採れないところもありました。自然のものは、人間の思惑通りにはいかないなぁ、ということも教えられた気がします。半年かけて世話をしてくれた子どもたち。本当にありがとう。採れたお芋はみんなでいただこうと思います。
今日は「幼児祝福式」です。教会の「七五三」のようなお祝いの式です。みんなで成長を喜び、神様に感謝します。
聖書の中に、子どもたちをイエスさまのそばに連れて行って、「祝福」をしてもらおうとした人々が出てきます。それを弟子たちが追い払おうとするのですが、イエスさまは「子どもたちをわたしのところに来させなさい。・・・」とおっしゃって、子どもたちを抱きあげ、手をおいて祝福された、と書いてあります。イエスさまは子どもが大好きなんですね。
そのお話にちなんで、幼稚園でもお祝いの会をしています。
各学年ごとに集まって、お祈りをして、歌をうたって、小林牧師先生に一人ひとり頭に手をおいて祝福してもらいました。未就園児さんもお祈りしてもらいました。保護者会の方々から素敵なお祝いのキャンディレイをいただきました。